2008年06月09日

PEAR のインストール

 サーバとドメインの設定を終えて、次に何について書こうかと思ったのですが、PEAR のインストールの話にすることにしました。そのほうが他の設定のことをまとめて書けると思うからです。

 というわけで、PEAR のインストールですが、PEAR の Web サイトの「共有ホストでの PEAR のローカルコピーのインストール」のとおりに作業を進めていきます。

 さくらインターネットの PEAR は、初期状態で 1.4 以上なので、まず

%pear config-create /home/trend-antenna .pearrc

を実行して、ローカル設定ファイルを作成します。

 説明ページでは、

%pear config-create /home/user/pear .pearrc

と書かれていますが、これだと、/home/user/pear/pear 以下に各種ファイルがインストールされます。個人的には、あまり階層が深くなりすぎるのもどうかと思いますので、上記のように設定しました。

 あとは、

%pear install -o PEAR

でローカル版の PEAR がインストールされます。

 あとは、好きなパッケージをインストールするだけです。pear install コマンドに -o を付けると、依存するパッケージをまとめてインストールしてくれます。なので、

%pear install -o pear/MDB2#mysql

とすれば、MDB2 と mysql 用のドライバをまとめてインストールすることができます。また、今回のシステムでは Image_Graph を使っているのですが、Image_Graph はアルファ版のため、上記の方法ではインストールできません。エラーメッセージにも書いてあるように

pear install -o channel://pear.php.net/Image_Graph-0.7.2

のように書く必要があります。

 上記の作業でローカルに PEAR のパッケージをインストールすることができます。ただ、スクリプトで利用しようとする場合には、絶対パスで書く必要があり、このままでは不便です。php.ini の設定でこの問題は解決できるのですが、それは次回に。
posted by まいける at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | PHP
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